英語の勉強でつまずかない子を育てるには?【その1】

人間が言葉を身につけるのには、自然な順番があります。子供が言葉を発し始める前には、普通、1年くらい周囲の人の言葉を聞いているだけの時期があります。お父さんやお母さんが話しかけてくれるたくさんの言葉を聞いて、その意味を理解し始める時期です。

 そして、言葉は話せなくても、うなずいたり、イヤイヤをしたり、言葉以外の方法で反応する時期や、大人の真似をして音を発し始める時期を経て、ようやく、いくつかの単語を使って、少しずつ話し始めるようになります。

 文字の読み方を覚えるのは、そのもっとずっと後で、その頃には、ある程度は言葉を使って話せるようになっているものなのです。もちろん、まだ文法を考えることなどありません。

 ところが、現状、日本の子供たちは、『英語という言葉』に親しむ十分な時間がないまま、英語を自力で読めないうちに、『英語の勉強』に取り組まなければなりません。(まだ日本語が読めないような子に、『国語の勉強』ができるでしょうか?)そのため、中学校の早い時期につまずいてしまい、授業についていけなくなる子供も少なくないのです。

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